暑くなると飲みたくなるのが「アイスコーヒー」
アイスコーヒーが好きだけど、こんな不満を感じたことはありませんか?
・コンビニやカフェに、買いに行くのがメンドクサイ ・家でつくるのがメンドクサイ ・つい飲みすぎてカフェイン中毒になりそう ・苦いコーヒーは嫌いだ。
そんな方にオススメなのが、「水出しコーヒー」です!
本記事を読めば、
水出しコーヒーの魅力
アイスコーヒーとの違い
が分かります。
水出しコーヒー・アイスコーヒー 違いは?
アイスコーヒーはコクや苦みを楽しむ
普通のアイスコーヒーは熱湯で抽出し、氷などで一気に冷やして作ります。
コンビニコーヒーやカフェのアイスコーヒーは基本的にこれです。
味はスモーキーで苦みがハッキリしています。
水出しアイスコーヒーはまろやか
水出しコーヒーは冷水で4~8時間かけてじっくり抽出します。
味はまろやかなのが特徴です。夏になるとカフェでよく見るようになります。
普段はコーヒーにミルクを入れて飲む人でも、水出しコーヒーならブラックで飲めてしまいます!
コーヒーの香りを楽しみたいけど苦い味が苦手な人には、特におすすめです。
水出しコーヒーのいいところ
飲みやすい
苦みや酸味が少ないので、ブラックでもゴクゴク飲める!
アイスコーヒーと同じ豆を使っても、苦みや酸味が少ないのが特徴です。
普通のアイスコーヒーは熱湯で抽出するので、苦味、酸味が溶け出しやすいのに対して、
水出しコーヒーは冷水で抽出するので、まろやかな味に仕上がります。
準備がシンプル
寝る前の30秒と朝起きた後の30秒で作れてしまいます!
水出しコーヒーを作るのに必要なものは、水、適当なボトル容器、コーヒー粉(またはパック)だけです。
寝る直前に仕込んで、朝起きてすぐにパックを取り出せば完了です。
洗い物は、ボトルだけです。
ボトルの種類は大きく二種類。
普通のピッチャー
小分けになったパックを使う人、自分でお茶パックなどに粉を詰める人は、普通のピッチャーでいいと思います。できる限りラクをしたい人には、一回分が小分けにされたパックを使うのがオススメです。
フィルター付きのピッチャー

粉をパックに詰めるのがメンドクサイ人は、フィルター付きのボトルがオススメです。
フィルターを外せば、コーヒー以外にも使えるので、ピッチャーを新しく買いたい人にもオススメです。
カフェイン量が少ないから体に優しい!
夏になると喉が乾いて、ついコーヒーを飲みすぎてしまいませんか?
実は飲みすぎは危険です。
コーヒーに含まれるカフェインをとりすぎると中毒になる危険性があります。これは不眠や慢性疲労のもとになります。
また、カフェインは利尿作用があるので、体の水分が不足しがちな夏は脱水症状の危険性が高まります。
水出しコーヒーはカフェインが少ないので、夏場など、飲みすぎても体に負担がかかりません!
風味が長続きする
水出しコーヒーは抽出時の風味が長続きするので、
一日中美味しい!持ち歩きもできます!
風味が長続きする理由は、コーヒー豆に含まれる油分が酸化しにくいからです。
ホットコーヒーや普通のアイスコーヒーは、熱湯で抽出するのでコーヒーに含まれる油分が溶け出しやすく、時間がたてば油が酸化して不味くなります。
油の酸化の速度は冷たい方が遅いので、普通のアイスコーヒーはホットコーヒーほど酸化は進みませんが、水出しコーヒーよりは酸化しやすいです。
もちろんコーヒー豆の油は風味を豊かにしてくれるものなので、悪い成分ではありません。
しかし、「持ち歩き」「作り置き」をする場合、水出しコーヒーは風味が長続きするので優れています。
保温性の高いタンブラーに入れて会社や学校まで持ち歩きをすれば、夜までおいしく飲めます!
デメリットはあるの?
仕込みに時間がかかる
唯一挙げるとすれば、欲しくなってもすぐに飲めないこと。
しかし、一度作ってしまえば2日ほどは美味しく飲めるので、
毎日飲むなら多めに仕込んでおけばいいでしょう。
水出しコーヒーにオススメの豆
挽き加減は中細挽き
![フリー写真] コーヒー豆とコーヒーミル - パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集](https://achance.net/wp-content/uploads/2021/04/image.jpeg)
ペーパーフィルター用の粉よりも少し細挽きにするのが美味しいです。
水で抽出するので、粉の表面積が大きいほうがコーヒーの風味を引き出しやすくなります。
逆に細挽きの粉をお湯で抽出すると苦くなってしまいます。
もちろん、普段ペーパーフィルターようで挽いてもらっている粉を使っても問題ありません。その場合は、少し抽出時間を長くするのがコツです。
焙煎度合いは深め

焙煎が深い豆は、別名「フレンチロースト」「イタリアンロースト」などと言われます。
一般的に焙煎度合いが深いと苦みやコクのある味わいに、焙煎度合いが浅いとスッキリした味わいになります。
もともと水出しコーヒーは、水で抽出するのでサッパリとした味になりやすいです。
さらに、そこで焙煎が浅い豆を使ってしまうと、さらにうすくてサッパリとした味になり、物足りなさを感じるかもしれません。
水出しコーヒーにおいては、深煎りの豆を使うことで、風味がハッキリとするので、コーヒー本来の味が楽しみやすくなります。
タリーズなら「フレンチロースト」がオススメ

元タリーズ従業員としてオススメするのが「フレンチロースト」。
タリーズの中でも最も深煎りの豆です。
ホットコーヒーのブラックで飲むと、苦みやコクが強く感じられますが、
水出しコーヒーであれば、コーヒーの風味をしっかり残しつつも、まろやかな味に仕上がります。
まとめ
水出しコーヒーの特徴のまとめです!
・まろやかで飲みやすい! ・準備がシンプル! ・カフェインが少ない! ・風味が長続きする! ・深煎りの豆、中細挽きがオススメ
水出しコーヒーは、夏のお出かけ、お仕事、テレワークのリフレッシュに活躍すること間違いなしです!
私は個人的に水出しコーヒーの味が好きなので、夏に限らず一年中、飲みたいときに飲んでいます!
水出しコーヒーの粉は、近くのカフェやスーパーで個包装のパックが簡単に手に入り、だれでも簡単に作れてしまうので、ぜひ挑戦してみてください!