【サンライズ出雲・瀬戸】主要駅からの料金・時刻表・新幹線との比較も!

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サンライズ出雲・瀬戸とは

サンライズ出雲・瀬戸とは、東京駅から島根県出雲市駅および香川県高松駅を結ぶ、日本唯一の定期夜行列車です。列車は全車2階建てのJR285系7両編成×2本の14両編成で運行されております。岡山駅から出雲市へ向かうサンライズ出雲号と高松へ向かうサンライズ瀬戸号が切り離され、それぞれの目的地へ向かいます。

サンライズ号は1998年の運行開始から、観光客やビジネスマンにずっと愛され続けています。車内は木目調を基調とした落ち着きのある内装で、ツインルーム、シングルルーム、ノビノビ座席など、幅広い寝台があります。

そんなサンライズ号、まだ乗ったことがない方も多いのではないでしょうか。寝台の種類が多くて料金をどう計算すればよいか分からない方もいるかと思います。また、サンライズを利用した場合と新幹線および特急列車を利用した場合どちらがお得か、十分に納得してから利用してみたい方もいるかと思います。

そこで、本記事を読めば以下のことが分かります。サンライズ号を使うか迷っている方は要必見です。

・サンライズ号の寝台の種類
・サンライズ号の時刻表
・東京駅からの料金
・新幹線と特急を利用した場合の料金との比較
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サンライズの寝台について

寝台の種類一覧

サンライズには下表のように6種類の寝台があります。各寝台ごとに付帯設備やアメニティが異なります。また、共通のサービスとしてラウンジ、自販機の利用、シャワーの利用(一部を除き先着)がございます。

シングルデラックス

シングルデラックスは飛行機でいう「ファーストクラス」のような位置づけのシングルルームです。サンライズの中でも一人当たりの部屋の広さが最も広く、ベッドの他にも作業ができるデスクとチェア、それから温水洗面台が備えられています。通常は並ばないと買えない枚数限定のシャワーカードも、部屋に備え付けられています。寝具には通常の掛け布団に加えて、寒さをしのげる羽毛布団も使えます。このように、贅沢の限りを尽くしたシングルデラックスは1編成に6室しかなく、とても倍率が高いのが特徴です。

サンライズツイン

サンライズツインは、2人が横並びで利用できる唯一のツインルームです。シングルデラックスと同様にとても贅沢に空間を利用しているのが特徴です。夫婦やカップル、そしてエキストラベッドを追加してファミリー利用にも良さそうです。ただ、この部屋は4室のみであり、シングルデラックスと同様に倍率が高いのが難点です。

シングルツイン

シングルツインの部屋は、寝台としてもボックスシートとしても利用できるのが特徴の部屋です。1階から2階の高さまで吹き抜けで、とても広々としています。一階部分のベッドは折り畳み式となっており、ボックスシートに転用できます。2階のベッドは跳ね上げ式で、壁面に固定されているベッドを横に90度回転させて使用できるようになっています。もちろん、一人でも利用可能です。広々とした部屋でバリエーションのある過ごし方ができるので、長時間の移動も暇になりません。

シングル

シングルは、サンライズの最もスタンダードな部屋で1編成あたり80室あります。2階建ての2階もしくは1階にあり、部屋の中にはシングルベッドと僅かな荷物スペースだけあるような構造です。先に示したシングルデラックスなどのような広さはありませんが、寝て過ごすだけなら十分快適です。居住性、予約のとりやすさ、値段において最もバランスが取れていると言えるでしょう。

ソロ

ソロはサンライズの寝台個室のなかでも最安の部屋で、空間が狭いの分安いのが特徴です。1編成あたり20部屋あります。ソロの部屋がある3号車は、ダブルデッカー構造ではないため、シングルの部屋に比べて天井が低くなっています。さらに、部屋の中にある階段が張り出しており、荷物の置き場がほとんどないほど窮屈です。正直シングルと比較すれば、コスパは良くありませんが、人気がない分ねらい目な部屋です。

ノビノビ座席

ノビノビ座席はごろ寝ができるカーペット敷きの「座席」です。寝台ではなく座席という扱いなので、寝台料金はかかりません。座席の横幅はシングルベッド一つ分ほど確保されており、顔の横にパーテーションが設置されています。寝具は掛け布団1枚のみです。とにかく安く済ませたい場合、どこでも寝れる自信があればオススメです。

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料金

下表では、東京駅を目的地または出発地としたときの、各寝台の料金を示します。料金には、運賃、特急料金、寝台料金が全て含まれております。また、同じJRでの移動手段として、新幹線と特急列車を自由席で併用した場合の料金の比較も示しております。

例えば、出雲市↔東京駅間をシングルで利用した場合の料金は23,210円、新幹線と特急やくも号を利用した場合は20,560円で、その差は2,650円となっています。

全体の傾向として、料金が安い順に「ノビノビ座席」<「新幹線+特急」<「シングル」の関係が見られます。とにかく安く移動が出来て、なおかつ朝一から観光ができるのは、ノビノビ座席の最大のメリットです。一方、シングルは新幹線+特急に比べて2650円~5700円(大阪以西)高くなりますが、ビジネスホテルに宿泊するよりは安いと言えるでしょう。快適性とコストと朝一から動けるという利点を考慮すれば、シングルは最もコスパがいいと言えるのではないでしょうか。

また、サンライズは東京から山陰、四国方面への移動手段として有名ですが、途中の大阪駅から東京方面へ向かうという使い方もできます。東京駅には7:08着なので、始発の新幹線よりも圧倒的に早く着きます。ただし、下り列車(東京発)は大阪駅に停車せず、関西地区は姫路駅まで止まらないので注意が必要です。

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まとめ

本記事では、サンライズ号の寝台の種類、料金の比較を行いました。

旅のスタイルはいろいろありますが、サンライズのいい所は「朝一に到着すること」、「非日常空間を味わえる」、「ホテルをとって新幹線で移動するよりも安い」ことが挙げられます!

ぜひ東京~大阪・岡山・四国・出雲方面への旅行に使ってみてはいかがでしょうか。

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