夢の超特急、新幹線!
誰もが一度は、子供の頃に、猛スピードで走る新幹線に乗ってみたいと憧れたのではないでしょうか?
筆者もそのうちの一人です。
小さい頃、新幹線に乗りたいとごねては、新大阪⇒京都という短い区間ですが0系に乗せてもらったものです。
そんな新幹線への子供の憧れはいつの時代も変わりません!
数ある新幹線の中で最も歴史のある東海道新幹線は、速いだけではなく、お子様連れでも楽しく快適に移動できるポイントがたくさんあります。
そこで本記事では、東京⇔新大阪を走る東海道新幹線において
・「子どもがあこがれるポイント」
・「親にもやさしいポイント」
・期間限定「お子さま連れ車両」
について紹介します。
子どもがあこがれるポイント
顔がカッコイイ!
いかにも速そうなこのデザイン!
いつも乗る在来線、私鉄の顔はほぼ平らになっているのに対し、新幹線の先頭デザインは空気抵抗を減らすため、とがった形状になっています。
東海道新幹線N700系は「エアロダブルウィング型」、最新型N700Sは「デュアルスプリームウィング型」と呼ばれる長い鼻が特徴です。
車両が大きい!
東海道新幹線の列車は1編成16両つないでおり、端から端まで約400mあります。
車両の幅、1両当たりの長さともに、在来線よりひと回り大きいものです。
ホームに立った時にはそのスケールの大きさに興奮することでしょう!
何といっても速い!
最高速度285㎞/hまで加速する列車、流れる景色の速さは非日常そのものです!
最高速度の速さにおいては、山陽新幹線(300㎞/h)、東北新幹線(320㎞/h)の方が上ですが、東海道新幹線はトンネルが少なく、民家が近くまで迫っているので、体感速度は速く感じます。
親にもやさしいポイント
トイレが大きくて清潔
赤ちゃんを連れて長時間乗車するときには、おむつ替えが必要になるのではないでしょうか?
ですが、東海道新幹線においてはおむつ替えの心配は無用です!
東海道新幹線にはオムツ替えができるベッド付きのトイレが2両につき1つあります!
オムツ替えについては洋式トイレにオムツ替えができる折りたたみ式のベビーベッドを設置しております。(N700系タイプの車両では、奇数号車のデッキ新大阪寄りの洋式トイレに設置しております。)
JR東海HP:よくいただく質問
さらに、11号車には多目的トイレがあるので、ベビーカーを押したまま広々とトイレを利用することができます。
授乳スペースもある
東海道新幹線の全ての編成に、授乳ができるスペースが確保されています。
移動時間中に安心して授乳できるので、親子にも優しいのはもちろん、乗車前後の時間を計画的に使うことができますね。
・授乳スペースとして、11号車「多目的室」をご利用になれます。ただし多目的室は、お身体の不自由なお客様のご利用を優先するため、ご利用がない場合に限りご案内いたします。ご利用の際は、乗務員までお申し付けください。
・また、N700S新幹線には、3,11,15号車にも授乳にご利用いただけるスペースを設置しています。ご利用の際は乗務員までお申し付けください。
JR東海HP:よくいただく質問
なお、11号車、12号車は多目的室と多目的トイレの両方が近くにあるので、乳児をお連れの方にはとてもオススメです。
小さなお子様と移動するなら「お子様連れ車両」
静かな車内で子どもがついはしゃいでしまい、近くの乗客に迷惑をかけてしまったことはありませんか?(小さい頃の筆者のことです。)
しかし、そんな心配は無用です!
「お子様連れ車両」を利用すれば、やんちゃ盛りのお子様連れでも、気兼ねなくノビノビと移動することができます!
JR東海はお子さま連れでも気兼ねなく移動できるよう、繫忙期限定で「お子さま連れ車両」を設定しております。直近では、2024年GWにのぞみ号1~2往復が設定されています。本取り組みは近年始まったものであり、好評なためか徐々に便数が拡大されています。
「お子さま連れ車両」の予約はEXサービスでカンタンに予約できます!座席の種類を「お子さま連れ車両」で設定するのがポイントです!
2024年4月現在、お子さま連れ車両の設定期間は2024年4月26日~5月6日のGWのみですが、昨年の実績からすれば、今後もお盆期間や年末年始の設定も期待していいのではないでしょうか。
小さなお子さま連れのご家族は是非とも、「お子さま連れ車両」を使って快適に移動してみてはいかがでしょうか?