東海道新幹線自由席を確保する4つのポイント

新幹線

東海道・山陽新幹線は、基本的に全ての列車に自由席が連結されています。(ただしGW、年末年始ののぞみ号を除く。)指定席よりも安い価格で、事前に予約することなく気軽に乗車できることから定評があります。

比較までに、東京-新大阪間の自由席特急券は4960円に対し、繫忙期の指定席特急券は6010円であり、両者には1050円もの差があります。1050円もあれば、新幹線のお供にスタバのフラペチーノや、缶ビールとおつまみを買ってもおつりが出てきます。

なお、2023年11月まではスマートEX有料会員であれば、自由席よりも安く指定席に乗車できておりましたが、今のスマートEX指定席価格は正規の指定席よりも若干安い程度にとどまっております。

週末や朝夕の、のぞみ号自由席は熾烈な座席獲得争いが繰り広げられており、価格面の魅力がありながらも自由性の乗車を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか?

しかし、事前に少しの知識を備えておけば、自由席により高い確率で着席することができます。

本記事では、そんな自由席に乗る時におさえておきたい4つのポイントを解説します。

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新大阪始発または終着の「のぞみ号」を狙う。

のぞみ号の中でも乗客が少ないのは、山陽新幹線に直通せずに東京-新大阪間で完結する「のぞみ号200番台、300番台、400番台」です。

特に週末や、連休などの多客期には東京-新大阪完結型の「のぞみ号」が増発される傾向にあるので、狙って乗る価値はあります。

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自由席が多いひかり号を狙う。

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のぞみ、ひかり、こだま号は自由席が異なる。

新幹線を利用する際、特に繁忙期にはどの列車を選ぶかが重要です。「のぞみ号」と「ひかり号」はよく利用される選択肢ですが、自由席の数や所要時間にはいくつか異なる点があります。

自由席の

  • のぞみ号: 1〜3号車
  • ひかり号: 1〜5号車

ひかり号は自由席の数がより多く、特にゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期でも自由席を確保しやすいです。一方でのぞみ号は全車両が指定席になるため、事前に予約する必要があります。

所要時間

ひかり号は東京〜新大阪間で毎時2本運行されており、停車駅の違いにより大きく2種類に分けられます。

  1. Aタイプ: 新大阪〜名古屋間は各駅停車、名古屋〜東京間は停車駅が少なめ
  2. Bタイプ: 新大阪〜名古屋間はのぞみ号と同じ停車駅、名古屋〜東京間は停車駅が多め
区間列車所要時間備考
東京⇔新大阪ひかりA・B約2時間54分のぞみ号より約25分長い
東京⇔名古屋ひかりA約1時間41分のぞみ号より約5分長い
ひかりB約1時間58分のぞみ号より約20分長い

特に、東京〜名古屋間でひかりAタイプを利用する場合、所要時間はのぞみ号とほとんど変わらないため、選択肢として魅力的です。

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2号車の博多寄り(1号車に近い方)のドアから乗る。

2号車を含めた偶数号車の定員は、奇数号車(1,3)号車に比べて増えるので、着席のチャンスも増えます。

自由席定員

乗車の際には一両当たり2つあるドアの内、エスカレーター階段から遠い側のドアで並ぶのがポイントです。
ほぼ全ての駅の階段、エスカレーターは編成の中央寄りにあり、同じ号車のドアであっても編成の端ほど乗り降りする人が少なくなるからです。

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コンセント全席完備の新型N700Sを狙う

東海道・山陽新幹線を走る16両編成の列車は、「N700A」と2020年7月にデビューした「N700S」の2種類があります。

どちらも座席数に変わりはありませんが、
現在も大多数を占めるN700Aの普通車はコンセントが窓側にしかない一方、新型N700Sには全席にコンセントがあります。
普通車でコンセントが使える席の数がN700Aの2.5倍になる計算です。

全席肘掛けにコンセントを装備


これにより、たとえ窓側の座席に座れなかったとしても、充電が可能になります。

N700Sで運行される列車は、まだまだ本数が少ないですが、確実に乗れる方法について以下の記事で解説しておりますので、よろしければご確認ください。

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まとめ

・東京↔新大阪間の自由席の価格は指定席よりも約1,050円安い。(スマートEXなどの割引運賃においても自由席の方が安い)

・新大阪発着ののぞみ号を狙う。判別方法は、列車番号が3桁。

・のぞみ号の自由席に乗るなら、2号車の博多寄りのドアに並ぶのがオススメ。

・東京↔名古屋・新大阪間であれば、ひかり号の自由席がオススメ。所要時間は5~25分増えるが、自由席の両数は3→5両に増える。

・ひかり号はのぞみ号とは異なり、GWや年末年始の繁忙期でも自由席あり。

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