東海道新幹線自由席を確保する4つのポイント

新幹線

東海道・山陽新幹線の列車には、基本的に全ての列車に自由席が連結されており、事前に予約することなく、指定席より安い金額で新幹線に乗車することができます。

繫忙期には指定席の料金が高くなるので、多少時間をかけてでも自由席に乗って移動費を安く済ませたい方もいるのではないでしょうか。
比較までに、東京-新大阪間の自由席特急券は4960円に対し、繫忙期の指定席特急券は6010円であり、両者には1050円もの差があります。
1050円もあれば、新幹線のお供にスタバのフラペチーノや、缶ビールとおつまみを買ってもおつりが出てきます。

とは言っても、週末や年末年始などの繫忙期は、新幹線の自由席は大変込み合います。特にのぞみ号の自由席獲得争いは熾烈です。

そんな自由席に確実に乗れる方法はあるのでしょうか?

実は、事前に少しの知識を備えておけば、東海道新幹線の自由席に確実に座ることができます。

本記事では、自由席に乗る時におさえておきたい4つのポイントを解説します。

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新大阪始発または終着の「のぞみ号」を狙う。

のぞみ号の中でも乗客が少ないのは、山陽新幹線に直通せずに東京-新大阪間で完結する「のぞみ号200番台、300番台、400番台」です。

特に週末や、連休などの多客期には東京-新大阪完結型の「のぞみ号」が増発される傾向にあるので、狙って乗る価値はあります。

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自由席が多いひかり号を狙う。

のぞみ号自由席は1~3号車に対し、ひかり号自由席は1~5号車と座席数が増えます。

イメージ 1
のぞみ、ひかり、こだま号は自由席が異なる。

ひかり号は、自由席の両数が多いにも関わらず、のぞみ号とあまり所要時間が変わらないので自由席で移動する場合にオススメです。

ひかり号は、東京新大阪間で毎時2本走っており、停車駅の違いによって大きく2種類に大別されます。
A:新大阪名古屋間各駅停車、名古屋東京間停車駅少なめ。
B:新大阪名古屋間はのぞみ号と同じ、名古屋東京間停車駅多め。

それぞれの所要時間は、
東京↔新大阪
ひかりA、B
2時間54分(2本/h、のぞみ号+25分程度)

東京↔名古屋
ひかりA 
1時間41分(1本/h,のぞみ号+5分程度)

ひかりB
1時間58分(1本/h,のぞみ号+20分程度)
となっています。

特にひかりAタイプを東京名古屋間で利用する分には所要時間がほとんど変わらないので狙い目です。

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2号車の博多寄り(1号車に近い方)のドアから乗る。

2号車を含めた偶数号車の定員は、奇数号車(1,3)号車に比べて増えるので、着席のチャンスも増えます。

自由席定員

乗車の際には一両当たり2つあるドアの内、エスカレーター階段から遠い側のドアで並ぶのがポイントです。
ほぼ全ての駅の階段、エスカレーターは編成の中央寄りにあり、同じ号車のドアであっても編成の端ほど乗り降りする人が少なくなるからです。

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コンセント全席完備の新型N700Sを狙う

東海道・山陽新幹線を走る16両編成の列車は、「N700A」と2020年7月にデビューした「N700S」の2種類があります。

どちらも座席数に変わりはありませんが、
現在も大多数を占めるN700Aの普通車はコンセントが窓側にしかない一方、新型N700Sには全席にコンセントがあります。
普通車でコンセントが使える席の数がN700Aの2.5倍になる計算です。

全席肘掛けにコンセントを装備


これにより、たとえ窓側の座席に座れなかったとしても、充電が可能になります。

N700Sで運行される列車は、まだまだ本数が少ないですが、確実に乗れる方法について以下の記事で解説しておりますので、よろしければご確認ください。

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