【優雅】高いだけじゃない!新幹線グリーン車の魅力とは?

新幹線
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グリーン車って乗る価値ある?

みなさん、新幹線のグリーン車には乗ったことがありますか?

高級感漂う車内、大きな座席は庶民の憧れの的です。

しかし、わざわざ高いお金を払ってまでグリーン車に乗ろうと思わない方も多いのではないでしょうか?

そんな高嶺の花であるグリーン車ですが、料金相応のメリットがあります。

また、工夫次第で安く乗車する方法もあります。

そこで本記事では、東海道・山陽新幹線の
・グリーン車と普通車の違い
・グリーン車に乗車してわかったこと
・グリーン車に安く乗る方法
について解説します。

グリーン車でおトクかつ快適に旅をしたい方は必見です!

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グリーン車と普通車の違い

座席が豪華

グリーン車といえば、大きくて高級感のある座席!これを見るだけでグリーン車に乗りたくなってしまいます。

座り心地の良さは言うまでもありません。フワッと包み込まれるような感覚で、ずっと座っていたくなります。

座席配置は、普通車が横5列配置であるのに対し、グリーン車は4列配置となっております。隣の座席との間には大きなひじ掛けで仕切られているため、腕や肩が干渉することがありません。(そもそもグリーン車は空いているので、隣席に赤の他人が座ることは少ないです。)前後の間隔も広く、フットレストも付いているため、リクライニングを倒してゆったりと過ごすことができます。

その他、読書灯、シートヒーター、全席ひじ掛け部にコンセントが装備されております。

エスカレーターが近い

東海道・山陽新幹線の場合、グリーン車は16両編成の内、中央寄りの8~10号車に連結されています。ほとんどの駅においては、エスカレーター、エレベーターはホームの中央寄りに設置されているので、スムーズに乗り降りすることができます。到着後早く移動したいとき、大きな荷物を持っているときは助かります。

車内が物理的に静か

・防音加工

グリーン車には、騒音を抑制する防音ゴムが普通車よりも多く敷き詰められています。これにより、高速走行時に発生する風切り音やモーター音が聞こえにくくなります。防音効果を定量的に説明するのは難しいですが、普通車とグリーン車を乗り比べれば、誰でもわかる程度には静かになります。

・カーペット

グリーン車の床には、フカフカのカーペットが敷かれています。高級感があるだけではなく、人が歩く音や物を落とした時に音が響かないのでとても静かです。一方の普通車は、硬い床になっており、革靴やヒールで歩けばコツコツと音がしてしまいます。

・乗客のマナー

グリーン車において、子連れや団体客、お酒を飲みながら大きな声で歓談する人はほとんど見受けられません。多少の話し声が聞こえることはありますが、基本的に静かなお客さんが多いです。

揺れが少ない

グリーン車が連結されている8~10号車は、振動の原因となるパンタグラフが搭載されておらず、かつ中間車であるという揺れにくい条件が整っています。

東海道新幹線を走行する全ての車両には、高速走行時の揺れが抑制するサスペンションを台車に搭載しております。サスペンションの構造には、簡易的な機構であるセミアクティブサスペンション、そして、より振動抑制効果を高めたフルアクティブサスペンションの2種類があります。東海道新幹線を走行する新幹線車両は、基本的に前者のセミアクティブサスペンションが搭載されておりますが、最新型N700Sグリーン車には、後者のフルアクティブサスペンションが搭載されているため、より一層乗り心地が良くなっています。

おしぼりの提供

おしぼりの広告はダンディハウスが定番。

東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」号に乗車すると、出発後間もなくアテンダントがおしぼりを配りに来てくれます。このおしぼりが、とても分厚くて大変使い心地がいいです。アルコール成分も含まれていないのでお肌に優しく、私は恥ずかしながら顔を拭くこともあります。これがまた気持ちいい。おしぼりのためにグリーン車に乗っていると言っても過言ではありません。

【番外編】グリーン車のさらに上のクラス

東海道・山陽・九州新幹線を走行する列車は、「普通車」と「グリーン車」の2クラスから成りますが、グリーン車よりさらに上のクラスとして、JR東日本(JR西日本、JR北海道)のE5、H5系、E7、W7系では「グランクラス」が設定されており、豪華な座席に加えて飲料・軽食サービスを楽しめます。

また、東海道新幹線の名阪間のライバルである近鉄特急では「ひのとりプレミアムシート」を提供しており、豪華な座席を手頃な値段で提供しております。

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乗ってみてわかったこと

客層がいい

グリーン車に乗車する乗客は高いお金を払っている分、客層もいいです。のぞみ・ひかり号はビジネス客やお金持ちが多く、こだま号は行楽客が中心に見受けられます。

のぞみ号、ひかり号のグリーン車を利用する乗客のほとんどは、正規運賃もしくは割引幅の小さいEX予約により高いお金を払って乗車しています。そこそこ稼いでそうなビジネスマン、老夫婦、芸能人が見かけられます。全員が華美な服装、持ち物を身につけているわけではありませんが、清潔感があって小綺麗な格好をしています。もちろん乗車マナーも良く、普段からグリーン車に乗り慣れているような印象を受けます。

こだま号のグリーン車は、ぷらっとこだまなどの割引乗車券が充実しているため、のぞみ・ひかり号とは異なってビジネスマンや明らかなお金持ちの割合は少なく、時間があって節約もしたい行楽客が多いような気がします。決して客層が悪いわけではありません。マナーの良さはグリーン車に相応しいものです。私も時間がたくさんあった学生時代には、速達性を犠牲にしつつも、快適に移動できるぷらっとこだまを何度か利用しておりました。

グリーン車に乗っている自分カッコイイ

他の大多数の乗客は普通車を利用しているのに対し、グリーン車に乗る人は少数派で、ワンランク上の高級な空間で移動できることに優越感を感じちゃいます。普通車の乗客を横目にグリーン車に乗り込む時には、自分は特別な存在なのではないかとも錯覚してしまいます。この錯覚は少しイタイと感じるかもしれませんが、気分転換、自己肯定感の向上につながるので良い事だと思っています。リフレッシュしたい時や、仕事で勝負所を迎える時、特別なことがある日や、自分にご褒美をあげたい時にはピッタリなのではないでしょうか。

快適

グリーン車は快適に過ごせる設備、環境が整っています。リクライニングをフルに倒して、毛布(貸し出し)に包まれば、ゆったりと眠れてしまいます。また、席同士の間隔が広く、空いているため、他の乗客に気を遣うこともありません。

移動後もパワフルに動きたい時や、次の日に疲れを持ち越したくないときにグリーン車を利用すれば、値段以上の価値があるのではないでしょうか。

▼北陸・上越新幹線のE7系・W7系グリーン車の紹介はこちらから

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安く乗る方法

定価で乗車すると高くつくグリーン車ですが、エクスプレス予約、早割、ぷらっとこだまなどの割引乗車券の活用がオススメです。これらの乗車券の特徴として、予約期限が早かったり、早朝や昼間の列車限定であったり、こだま号限定であるなどの制約がありますが、中には普通車よりも安く乗れる乗車券もあります。グリーン車の割引乗車券については、以下の記事でまとめております。

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まとめ

本記事では、東海道・山陽新幹線グリーン車の魅力について解説しました。

普通車よりも高くなりますが、利用シーンによっては値段以上の価値があります。たまにはグリーン車を利用して非日常を体感するのもいいのではないでしょうか。

▼在来線特急グリーン車について紹介した記事はこちら。

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