私は20代半ばの成人男性。
4カ月の間に急性扁桃炎を3回繰り返し、40度近い高熱に苦しまされたので扁桃炎摘出手術を決意。
今回は11日間にわたる入院生活のうち、入院初日(手術前日)の記録をお伝えします。
Day1「入院」(手術前日)
病院到着
PCR検査を行い、執刀医とはじめての対面。
喉が腫れていないことを確認。(腫れていたら手術できない。)
本当に手術をしてよいかの確認と、退院後しばらくは術後出血のリスクがあるから病院の近くに滞在するようにと念を押された。
退院後は遠く離れた実家でのんびりと静養しようと考えていたが、諦めることに。
30分程待つと、PCR検査陰性の連絡が届く。これをもって入院手続きに進む。
入院手続きにおいては、保険証の提示と医療費限度額適用認定証を提出した。
限度額適用認定証を先に提出しておけば、退院後に支払うお金を抑えることができます。
入院前に提出できなければ、一旦多額の医療費を支払った後にキャッシュバックを受けることになるので、総支払額は変わりませんが手持ちのキャッシュが一時的に大きく減ってしまいます。
病棟へ
12時
一般的な6人部屋に案内される。最低限のスペースは確保されており、特に不満は感じない。
一週間以上お世話になる部屋だから、自分の好きなように手を加えていく。
入院時に持って来てよかったものについては別記事で紹介します。
平日の昼間からゴロゴロするのも変な感じだ。
落ち着かない。
ほどなくして昼飯が運ばれてきた。
文句はない。というか普通に美味しい。
昼飯後はヒマになるかと思えば、案外忙しかった。
・担当医からの手術の詳細説明
・看護師からの説明
・承諾書へのサイン
・お昼寝(1時間くらい)
・麻酔科の受診
・シャワー
これらをこなしたら日が暮れていた。
やはり体もキレキレに動くし、食欲も旺盛。何一つ不自由なことはなかった。
明日になったら手術を受けている自分なんて全くイメージできない。
健康体なのに入院しているのはかなり違和感を感じた。
手術前夜 ~食べ納め~
18時
晩御飯は普通食。たしかに味付けは薄いが美味しい。
デザートのパイナップルなんて手術後しばらくは食べられないだろう。(傷口に酸が染みるため)
これは今のうちに味わっておけという管理栄養士からのメッセージなのかもしれない。完食。
19時
20代半ばの健康男子にとって、病食で腹が満たされるわけがなかった。
私の体質上、腹が空いていると寝つきが悪くなる。
そして睡眠時間が短くなれば、万全のコンディションで手術に挑めなくなる!
ということで、コッソリと晩酌を始めることにした。
シュワシュワのサイダー、カリカリのジャガビー、熱々のホットコーヒー(デカフェ)、これらはしばらくは食べられない。
「プシュッ、シュワー。」
「ぱくっ、ボリボリ。」
サイダーの爽やかな甘みとスナックの塩味が脳に快感を与える。
しばらくはお別れなのだと感傷に浸る。
やはり美味しいものは適度にのどを刺激するものだと実感。
さらばジャンクフード、ごちそうさま。
21時 消灯
病院の消灯は早い。21時からは絶食。口にしていいと言われたのは、経口補水液OS1を2本までである。
いつも日付が変わるまでゴロゴロしているから当然眠りにはつけず、手元灯をつけてYouTubeを視聴。
晩酌のおかげもあってか、リラックスできたのでいつも通りの24時頃眠りにつく。
おやすみなさい。
2日目(手術当日)に続く。
Day1 まとめ
入院前
・PCR検査
・本当に手術を受けたいか。意思の確認。
・入院手続き(限度額適用認定証の提出)
病棟へ入院
・麻酔科の受診、医師の説明などがあるので、意外と暇な時間は少ない。
手術前夜
・手術の説明、事前準備はすべて終わっている状態である。
・病食だけでは物足りないから、お菓子を追加で食べる。
・21時から絶食。飲み物は経口補水液OS-1、お茶、水のみ。
次の記事では、手術当日の記録を解説します。
手術の様子、麻酔から覚めた後の体の状態について細かく記録しているので是非読んでみてください。
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