扁桃腺摘出手術体験記 Day3~5 手術翌日から地獄の3日間の記録

扁桃炎摘出手術体験記

扁桃炎摘出手術による11日間にわたる入院生活のうち、今回は手術翌日~3日後までの記録をお伝えします。

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Day3 術後翌日

・起床
朝6時に目が覚める。
大人しくしている分には強い痛みは感じないが、痰が詰まって気持ち悪い。
ドロッとした痰が気管に詰まっていて吐きたいが、これを出そうとすると喉ちんこに激痛が走る。
やっとの思いで吐き出すと気持ちよくなるがすぐに痰が詰まってしまう。これの永遠ループである。
また、喋ろうとすると痛みを感じる。声を出すのが精一杯だ。

・朝食

朝食は重湯。全く食べる気にならない。
処方薬の止血剤と鎮痛剤を飲めないかと看護師に言われ、水を飲み込む練習をする。
とても違和感はあるが、なんとか飲み込むことが出来たので、サラサラの粉末状の薬を、痛みに耐えながら飲みきった。

・昼食
またしても重湯とスープ。
少しだけ飲んで終わり。

デザートのヨーグルトに手を付ける。
甘くて冷たいので思いのほか食べやすい!
持参したはちみつをかけて味変。
これもおいしい!
水分よりもむしろヨーグルトの方がのどを通りやすい!
食後の薬は、はちみつヨーグルトに溶かして飲むことにした。
我なりにいい発明だと思う。

・夕食
食前1時間前くらいにカロナールを飲めば、飲み込みが楽になると言われ、薬を飲む。たしかに飲み込むときの痛さが少しマシになった。半分ほど食べてごちそうさま。ヤクルトは飲めた。

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Day4「術後2日目」

・起床
痰が気管に詰まってしまうので、3時間ほどしか眠れなかった。のども痛いし、疲労感を感じる。
起床後すぐにカロナールを飲み、動けるようになった。

・診察
喉の腫れが一般的な患者よりも大きいと言われる。成人は腫れやすいので頑張って我慢するように言われる。

・朝食は重湯。3割程度食す。

・昼食も重湯。6割程度食す。

・依然、痰とつばが口の中にすぐ溜まってしまうが、徐々に痰を吐き出すのが上手になってくる。

・アイスの美味さに感動。

売店でアイス「爽」を購入し、食べてみる。
冷たいおかげで喉越しがとてもよく、何口でも食べれるような気がした。どうやら冷たいものは鎮痛効果があるようだ。
これは後で知ったことだが、爽のシャリシャリとした食感は微細な氷があるからであり、実はこの氷がのどを傷付けてしまうという意見もある。
なので、読者には「爽」ではなく、「スーパーカップ」を勧めたいと思う。

・プッチンプリンも美味しい。
プリンもなめらかで喉越しがいいので食べやすかった。

・タリーズ解禁
院内にタリーズがあるので、アイスカフェラテを嗜む。
いつもならゴクゴクと飲めるのだが、半分も飲まずに喉が疲れてしまった。
しかし、本来コーヒーには利尿作用があるので、ポカリスエットも飲めないような状態でコーヒーを飲むのはよろしくない。

・術後初シャンプー
看護師にシャンプーをしてもらう。
とても手つきが良くかつ丁寧で、久しぶりのシャンプーにとても爽快感を感じた。

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Day5 「術後3日目」

・朝食
いつものごとく重湯。相変わらず激痛。

・昼食
カロナールが効くと飲み込みがしやすくなる。
食事のレベルが一段階上がり、5分粥になった。

おかずはというと、ちょうどこの日はクリスマスということもあってポークシチューがでた。
適度な塩気とお肉が食欲そそる。
「おいしいからもっと食べたい気持ち」>「飲みこみの痛さ」となったおかげで7割完食。

・術後初シャワー
4日ぶりにシャワーが解禁になった。
点滴を一度外し、針の部分を防護してもらい、ぬるめのお湯でシャワーを浴びた。

・タリーズ
昨日と同じくタリーズでアイスカフェラテを嗜む。昨日は半分も飲めなかったが完飲できた。
カフェラテ片手にパソコンを叩く余裕も出てきた。

・夕方
久しぶりのシャワーに体がビックリしてしまったのか、微熱(37.2℃)と寒気を感じた。
いつもならこれを引き金に扁桃腺が腫れて高熱が出るのだが、2~3時間寝たら回復した。

・夕食
昼食に引き続き5分粥。美味しく食べられた。

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まとめ

・常に喉が痛いわけではないが、飲み込むのはしんどい。
・病食を徐々に食べられるようになる。病食以外に、プリン、アイス、カフェラテなどは喉を通る。
・朝食のときが最も喉が痛い。
・慢性的に痰が気管に詰まって苦しい。



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